インストラクター・大滝直司

運動オンチから始めるハンドスタンド。

子供の時から30代前半まで運動とは無縁の生活をしてきました。お絵描きや陶芸クラブなどやることは文化系ばかり。運動は苦手で、むしろスポーツは避けて生きてきました。体力測定も学年ビリです。握力も平均以下。正真正銘の運動オンチです。この運動オンチだからこそ伝えられるハンドスタンド習得までのノウハウがあります。

体操もバレエも何の経験もありません。関連した経験は30代後半で始めたヨガのみです。きっかけは妻の体調不良でした。ヨガで劇的に回復した妻の姿に衝撃を受け、ヨガの凄さを知りました。ヨガを習う中で難易度が最も高いポーズの一つであるハンドスタンドを知り、その魅力にとりつかれ、練習を重ねました。ハンドスタンドはヨガのみならず、様々なスポーツの最高峰に君臨するポーズです。アプローチはヨガからだけではなく、体操、カポエラ、柔術、筋トレ、バレエなど様々な分野の人が実践しています。そのぐらい魅力的なポーズなのです。

両足が宙に浮き、まるで無重力空間にいるようなこの感覚は習得しないと味わえません。そして、この感覚を味わいたくて、ハンドスタンドの練習に熱中するのです。また、ヨガや体操を実践する人ならば、必ずいつかは習得したいと強く思うのではないでしょうか?

幼少時代から、私より運動オンチの人に会ったことがありません。こんな私にできるのだから、あなたにできないはずがありません。「いつかはハンドスタンド」と少しでも思うなら、お問い合わせください。体験して合わなければそれっきりでも構いません。

私がハンドスタンドを習得して思うこと、それはこの能力は「財産」であることです。逆さまでバランスをとることは、すなわち身体のバランスが正常ではないとできないことです。バランスとは心という精神状態であり、健康であることなのです。お金は無くなってしまうかもしれないけれど、この能力はなくなりません。たとえ、事故で身体の一部を失ったり、不自由になったとしても、運動オンチからハンドスタンドを習得した成功経験は自分の中では消えないのです。それは人生で何があっても乗り越えていくための財産になります。

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